母が最期に残してくれた最高のプレゼント

私事ですが、母が6月22日に亡くなりました。
85才でした。

母は手先が器用で洋裁・和裁に長けており、着物を仕立てる仕事をしていました。また料理がとても上手で、父に死ぬまで溺愛された美しく可愛らしい人でした。

母29歳と私

母50才 お茶会にて

佐藤家はしょっちゅう近所の人や姉と私の友人が遊びにきており、母の手作り料理を囲んで会話を楽しむ、とても賑やかな家でした。

母は家族以外の人にも「ママ、ママ」と呼ばれ、父だけでなく、周りの人にも愛されておりました。

2020年7月に中咽頭がんの手術をするまでは、社交的で明るく、よく外出し、お友達とちぎり絵やお茶会などを楽しんでいましたが、術後は出かけることなく、自宅で過ごしていました。

亡くなる2週間前に「のどが痛いから病院に行きたい」と言われ、そこで喉の癌が再発していたことが分かりました。

その後一気に食が細くなりましたが、18日までは短い距離にはなりましたが日課の散歩も行き、日常生活を送っていました。

亡くなる前日は姉と私の友達と一緒にワールドカップを観て、トイレも一人で行き、ご飯も少量ですが食べていたそうです。

ところが、6月22日月曜日の朝容態が急変し、私が東京から実家に到着して、ハンドマッサージをしている間に穏やかに息を引き取りました。

こんなに急な出来事は、母のことが大好きだった父が、母が辛い思いをする前に連れて行ったのでしょうか。

母が亡くなってから2度お顔をクレンジング洗顔して、美容液をたっぷりつけてあげたら、色白の母のお顔に透明感が戻り、ツヤツヤになりました。

この時、エステの仕事をしていて本当に良かったと思いました。母はキレイなお顔で父のもとに旅立っていきました。

今頃父は天国で「よく来た!よく来た!お母さんキレイだ!」と大喜びしていると思います。

母も父同様、姉と私に負担がかかる前に自宅でスッと逝きました。子孝行の「死に上手100点満点」です。

そして何より、口角をきゅっと上げて幸せそうに微笑んでいる寝顔がとても穏やかで美しく、その表情から、母は幸せな人生を全うし、今も幸せなのだと深く思いました。

母に対しては「以前のようにお友達と遊びに行けるくらい元気になって欲しいなぁ、このまま死んじゃったら悔いが残るし悲しいなぁ」という想いがずっとあったのですが、最期にこんなに素敵な笑顔を見せられると、そんな悲しい気持ちや悔いる気持ちが消えていきました。

母の最期の笑顔は、姉と私に残してくれた最後の最高のプレゼントです。

ママありがとう!!


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