2025年10月in The BLOOMニュースレター

【骨粗しょう症を予防して健康寿命を延伸する】
2025年7月25日厚生労働省が令和6年簡易生命表を発表しました。

2024年の平均寿命は、女性87.13年、男性81.09年となり、国際比較では女性は40年連続で世界1位を維持し、男性は6位となりました。

また、令和6年簡易生命表によると、90歳まで生存する割合は男性25.8%、女性50.2%です。そんな長寿国日本ですが、2022年(2024年12月発表)の健康寿命は男性72.57年、女性75.45年、平均寿命との差は男性8.49年、女性はなんと11.63年になります。

健康寿命の定義は、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。人生を長く楽しむために、平均寿命と健康寿命の差を縮めていくことが重要になります。

私見ですが、健康寿命延伸の鍵は足腰にあると考えています。足腰が元気なら旅行や買い物など出かけることが億劫にならないと思いますし、やる気があれば運動もできます。

足腰を衰えさせないためには筋肉量と骨密度を減らさないことが大切ですが、女性は閉経後女性ホルモン「エストロゲン」の減少により骨粗鬆症になりやすくなります。

50代では10人に一人ですが、60代では4人に一人、70才で3人に一人、80代で2人に一人が骨粗しょう症と言われています。(弊社サプリメントSumicoにエクオールを追加配合した理由は、骨粗しょう症を含む更年期障害の予防もしたいと思ったからです。)

以下のサイトは厚生労働省HP「毎日の食事で骨粗鬆症に備える~骨を強くする栄養と食事について」が記載されているPDFです。興味深い内容ですので、ぜひご覧になってみてください。
https://jsite.mhlw.go.jp/kanagawa-roudoukyoku/content/contents/002070637.pdf

また骨密度を増やすためには重力がかかる運動(ウォーキング、ジョギング、ジャンプ)や筋トレで骨に刺激を与えることが必要です。(水泳で骨密度は増えません。)しんどくなるまで運動する必要はありません。1日スクワット10回するとか(しんどい?)、なるべく階段を使うとか、コツコツ積み上げた少しの運動が老後の自分の足腰を元気にしてくれると私は信じています。

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